ふわふわコットンテイル

みなさまこんにちは、お元気ですか？
なかなか更新できずにいましたが私は元気です。

いつもご心配おかけしてしまって申し訳ありません…。
私は元々体が頑丈なので、
更新がストップしていても元気です。
ただ心が焦っているとなかなか筆が進まないというか、
書いても楽しい内容にならなかったりして下書きで終わってしまうことも。
なんて、焦っているなんて書くとまたご心配をおかけしてしまうかもしれませんが
要領が悪い人間なのであれもこれもできてない～って
ひとりであわててるだけなんですよ、だいたいの場合・・・お恥ずかしい。
（こういうとき、「あれもしたいこれもしたいもっともっとしたい～」って
脳内で勝手に再生されますが同じ方いますかｗ）

ウクライナ侵攻からこんなに日にちが経ってしまい、
まだ続いていることに心底驚いている方も多いのではないでしょうか。
そしてこの世界の影が心にも影響しているのを感じている方も。
個人にできることは少ないかもしれないけれど、
何かできることはないかと調べたりいろいろやってみたり…。
それでも全然力になれないことへの無力感。
心も焦るし疲れます。って平和なところにいる私が言っていいのか、とはっとしたり。

私は家中のものを集めてフリマアプリで売却したお金を寄付してみたり、
職場での歯ブラシなどの物販の利益分を全額寄付するための
段取りや販売促進、掲示物の作成などなどやってきてはみたのですが、
こんなことが何の役に立っているのか、と落ち込むことも。
でも何もやらないより1㎜でも何かしたい、と思ってまた立ち上がる、の日々です。
こわいのは慣れることですよね。
院内の物販売り上げもどんどん落ちてきました。
最初はみなさん興味を示してくれたんですが
衝撃が過ぎて少し慣れてしまったのかもしれません。
ある程度金額がまとまったら寄付しようと寄付先も決めてあり、
その詳細についても掲示しているのですが
まとまった金額になかなかならないのです。

元々、物販に力を入れているわけではなく希望の方がいたときのために…程度にしか
用意していなかったのですが、院内のポップから料金表にファイル、
たくさん用意したりしてみています。
でも１ｍｍでも動いていたいから、やめませんよ！
これは私たちの意向であり患者さんのものとは別物なのは当たり前。
でも同じようなお気持ちの方がいたらその機会を準備できる立場でいられるように
まだまだ頑張ります！


そうそう、今日はそんな気持ちが落ち込みがちな日々を少しだけ彩ってくれたお話を。

今の家に引っ越してきて、植物と触れ合うことが鳴った私。
それは一度心がぽきっと折れてしまったできごとがあったからなんです。

結婚記念に入籍したその足で買いに行った私のもみじ、おぼえていらっしゃいますか。
あのもみじ、切られてしまったんです。
以前少しだけブログ内で触れましたが、その経緯が苦しくて罪悪感でいっぱいになってしまって
なかなか植物に向き合うことができませんでした。
詳しく書くといろいろと不都合があるので…
ぶっちゃけ＆簡単に言うと、急遽引っ越ししなくてはならなくなって知人に預けていたもみじ、
いろいろあってなぜだかわからないんですがちょっきん、と切られてしまったんです。
知人宅の庭師さんがついでに切って（しまった）ようなのですが、
「成長点は切ってないから」と急に連絡があったので
なんかその言い回しに不安を感じて見に行ったら、
ばっちり成長点切られていて、案の定それから上には伸びません。
私の背よりもずっと高く、葉っぱにつく虫を防ぐために
毎日噴霧器で葉っぱに水をやっていた私のもみじ、
東京の家に住んでいた時はベランダの天井に届くほどだったもみじ。
結婚記念に迎えたもみじ。
心配性で考えすぎの私は、「晩婚だから小さい木を買ったら生きているうちに大きい姿を見られないかも」
なんて思って結構大き目の木を選んだ、私のもみじ。
なんで預けちゃったの。
なんで、あんなに早くもみじを迎えて、って言ったのに夫は動かなかったの。
何よりも、なんで自分でやらなかったの。
なにもかも雑務担当みたいな自分に嫌気がさして、これだけは結婚生活の象徴なんだからね、
あなたが責任もってやってね、ってお願いしてたから、意地を張ってしまった。
成長点をぷっつり切られたもみじは、
私たちの結婚生活の未来まで断ち切られたようでとてもつらかったんです。
そのころ、義父が亡くなった後の忙しさもあり心が参っていたんでしょうね。
夫も開業して、スタッフさんとのいろいろもあって…。

元気な私なら、「うん、ちっちゃくてもかわいい！」って思えるだろうに、
あの時はもみじを結婚生活に勝手になぞらえちゃって動揺しまくりました。
ほんと、書いてても私あの頃大変だったんだなって思えますね、心が不安定ｗｗ

もみじはその後元気もなくなってしまい、
私は悲しくて悲しくて、抑えていたものが大爆発。
夫に全部向けてしまいました。
でもそれでもよかったのかも。
鈍感な夫もやっと私がそんなに悲しかったのか、とわかってくれ
専門家を呼んでメンテナンスしてもらいました。
（言わないでもわかってほしいけどそんなの無理ゲーってやつですね）

それが、去年のこと。
専門家ってすごいですね、それからもみじは元気を取り戻して、
そして私の心も少しずつ自分が勝手になぞらえていたことは関係ないんだって思えて。
もみじは去年の春とは比べ物にならないくらい元気に葉を繁らせています。
そして私も毎日元気に葉っぱも洗う気持ちで虫予防。
コンパクトなもみじもかわいい。
毎日ごめんね、って言わないで済むようになりました。

あの頃の私、ちょっとナイーブすぎ？って自分でも思いますｗ

でも結婚生活ってほんとに修業なんですねー。昔から言われてるけど。
自分でも夫婦仲はいいほうだとおもっていても、それでも修行だなって思う瞬間たくさんあります。
二人だけのことじゃないこともたくさん起きるし。
山あり谷あり、ナイーブなのはきっと谷だったのかも。
通り過ぎないとわからないけど、きっとそうだったんだなって思います。



かわいいもみじ。
大切にしていくからね。


そんなこんなで復活してくれたもみじに感謝した私は、
再び植物を育て始めました。
ホームセンターの園芸コーナーで行くのは…、はしっこの棚。
時期を過ぎた花や苗たちが値下げの札を貼られて誰かを待っています。
昔からこれを見逃したくない私。
うちのわんにゃんだけでなく、庭も保護っ子たちでいっぱい…。
家に連れて帰ってきて元気になると、私がものすごくうれしくなるんですよね。
元気をもらえます。



保護っ子のマリーゴールドホワイトバニラ。
これ、なかなか咲かなくて。
先日関東で季節外れのひょうが降ったんですが、
うちの庭でも被害があって、ううう、と悲しみつつ手当をしていたら、
なんとこの花が咲いていたんですよ、ひょうの翌日に。
なんという強さ。
嬉しくて思わず母に写真を送ったら、
「そうそうマリーゴールドってそういうタイミングで元気をくれるよね」
なんて言っていました。園芸の大先輩のお言葉…なるほどそうなのか。

茄子の花が落ちたり、葉っぱもひょうで穴があいてしまったり




芽が出始めたばかりのケールと中葉春菊が
ひょうにつぶされて土に穴が空いたり…。





でも折れたビーツの葉はリゾットに入れておいしくいただいたり





折れてしまったラベンダーは義父のお仏壇に飾ったり




残念なことも見方を変えてちょっとだけいいことに変換してみました。
なんかすごくきれいごと書いてるみたいな気もしますが、
人生って重ねれば重ねるほど、とっておきのいいことよりも
ちいさないいことを積み重ねるほうが強い気がしています。
まあ、46歳の今のところ、ですけども。
先はまだまだ長いからこれからどんな心持になるかわからないけれど
ちいさないいことを積み重ねるなら毎日できるから、
いいこと貯蓄、やってみようと思います。

それに、土に触れると心が元気になる気もしているんですよね。
忘れてた、この感覚。
うちには庭なんてなくてコンクリートの駐車スペースに少しずつ、ですが
それでも土があれば蝶や蜂も来てくれる。
（わんにゃんが来てから少しずつですが虫への恐怖心も克服しつつあります。
生きとし生けるものがかわいく思えてくるっていうこの不思議…。
この間は土から幼虫が出てきたんですが「かわいい」って思わず思って自分で驚きました。）


話は長くなってしまいましたが今日はこんなところで。
読み返すと手直しに時間がかかるのでこのまま更新してしまいます。
読みにくい部分があるかもしれませんが、ごめんなさい。

同じ星での争いごとはきっとみんなの心に何かしらの影響を与える気がします。
みなさんもつかれがちだったり、気持ちが下向きになったりしてませんか。
それに気づいたら放っておかないで自分の心に栄養をあげてくださいね。
何をしたら少し元気になれそうかな？って考えてそれぞれの方法で。
そうですね、私は…家に帰ってわんにゃんを甘やかします！
そして悲しい朝に咲いてくれた力強いマリーゴールドを1本、
小さな庭からおすそわけしてもらおう。
このブログを読んでくださっているみなさんにも、
ほっとする瞬間がたくさんありますように！