反省。

2011年08月22日/ よもやまばなし。

全国的に、雨のせいで涼しくなっている模様…。
残暑見舞いを全部は出せていない私は焦ってます!
まだ届かない友人のみなさん、頑張って送るのでもう少し待ってて!

と、残暑見舞いを書く日々を送っていますが、
そんな中、改めて反省したことが。
これまでも年賀状は書いていましたが、なんと少ない数だったことかを実感。
だって引越ししたことを知らせたくても、住所がわからない人が多いのです。
最小限、というより、住所がわかる人にだけ送る、というやり方をしていたんだな…。

そこで、メールアドレスが分かる人にはメールで住所を聞き、
アドレス帳に記録し、それからやっと残暑見舞いを書く。
メールアドレスが分からない方は、友人に聞いてみる。
今はそんな地道な作業を繰り返して、まだ終わりません。

これというのも、これまで仕事の忙しさを言い訳に、
大事なことを放ったらかしにしてきたからなのでは。
大反省…。
ここにきて、ご縁を大事にしなくちゃ!と改心しました。

とはいえ、放っておいた期間も長いので、
行方が分からない友人も多い…。ううう、ごめんなさい。
でも、こうやって反省して行動に移し始めてから、
旧友から突然連絡があったり、嬉しいことが続いて起こりました。
少しだけだけど…、自分が動くことで何か連動してものごとが起こるという気がしています。

一度紡いだご縁はそう簡単には切れないのかもしれません。
私の人生に関わってくれたたくさんのご縁に感謝して、
大切にして行けたらいいなあ、と思う今日この頃です。

…とはいえ、友人関係ではなく、
例えば職場などではどうしても馬が合わないという人とも出会います。
私の中にも、よくよく考えてみたらこの人に言われた一言が
どうしても許せない、というか忘れられない、と
小さなとげとなってしまっていることも多くあります。
それはあんまり気持ちのいい思い出ではないので、
なるべく見ないように過ごして来てしまったのかも…。
それに気づかせてくれた出来事もありました。

以前お世話になっていた会社の元同僚に、例の残暑見舞いを出したくて
メールで住所を聞いたときのことです。
何人かはすぐに返信をくれたりしたのですが、
一人だけ、住所を教えてもらえなかった方がいました。
返信のメールはとても丁寧で、
『おひさしぶり、お元気ですか?
返事が遅くなってごめんなさい。
せっかく連絡いただいたのですが、
筆不精の私はお返事できない気がして…。
貰いっぱなしも気が咎めるので、
お気持ちだけ受け取ります。
メールありがとうございました。』
というものでした。

私はこのメールを読んではっとしたんです。
この会社に勤めているとき、私はとてもギスギスしていました。
忙しいから、責任あることしているから、
多少ギスギスしても仕方ない、とまで思っていた気もします。
ギスギスしてまで仕事しているのはお客様の要望を100%満たすため、
社内の人にまで笑顔を振りまく余裕はない、と
もしかしたらそんなことまで意識下にあったかもしれません。
そんな私は、きっと多くの人を傷つけたのだろうな、と
考えることも正直これまで何度もあったのですが、
このメールはそのことを明確に示してくれた気がしたのです。
優しい方だから、筆不精だと言ってくれているけれど、
本当はそうでないと思います。

実はこの会社にいるときに、私も先輩にとてもショックな対応をされたことがあります。
それ以来その方が苦手になってしまったのですが、
きっと私も同じだったんだ、と気づかされました。
少し前に、ちょうどその方からメールをいただいたのですが
型通りの返信だけしてそれ以降連絡を取っていませんでした。
でも、私も逆の立場でもあると考えると、
まずは私の中の小さな怒りや憎しみを消さなければ
私自身が周りの人を傷つけたことを謝ることもできないのかもしれない、と思いました。

いただいた上記のメールには、私のことを気遣って優しく言ってくれているのに、
そこで謝ったりして余計な気を遣わせては意味がないと思い、
返信をくれたお礼と、お元気そうで嬉しい、といった内容のメールを送りました。
でもいつか、またどこかでお会いできるといいな。
私が自分の中のとげを少しずつ溶かしていくことで、
もしかしたら相手の心の中のとげも、小さくなるかもしれない。
時間はかかるかもしれないけれど、そう思ってどんなご縁も大事にしていきたい、と
大切なことに気付かせてくれた出来事でした。

このご縁にも、感謝です。





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Posted by sawako at 09:05│Comments(9)
この記事へのコメント
おはようございます。

トゲトゲが最近出っぱなしで、女子集まると…言ってしまう私も私だと反省



売り場はの雰囲気が悪いです…


あー

日記読めて よかったです…

わたしも 頑張ります。

ありがとうございます。
Posted by ゆきんこ at 2011年08月22日 09:23
>ギスギスしてまで仕事しているのはお客様の要望を100%満たすため、
>社内の人にまで笑顔を振りまく余裕はない

私もこれ、す~ごく心当たりがあります…
その職場を辞めて、ちょっと落ち着くと反省できるんだけど、
渦中にあってはなかなか意識を変えることが難しい~。
意識することでちょっとずつでも良い方向へもっていけるようにしたいなぁ。
sawakoさんの姿勢、見習わせていただきます!
Posted by かなこ at 2011年08月22日 12:35
人との縁ってすごく不思議なものですよね。
もうこの人と逢うことはないかも知れないなぁって思ってても、
数年後に再会する事が出来たり。
縁がある人とはどこかで繋がっていけるんだなって思います。
そして、たくさんの人に出逢う事で、自分も成長出来る気がします。
もちろん全ての人間関係で上手くやろうなんて無理ですよね。
でも、合う人も合わない人もきっとその時の自分にとって、この出逢いは
必要だったんだと後になって感じたりもします。
sawakoさんのBlogを読んで、私も昔の友人に連絡取ってみようかなぁと
いう気になりました♪ありがとうございます。(^^)
Posted by けめ at 2011年08月22日 15:34
 とても考えさせられるお話でした。
そして、さわこさんの思いやりの深さを改めて実感しました。

 私は小学校入学と同時に苛められるようになりまして、それが延々続き、形は変わりましたが、今も自分の心の中の戦いは終わっていません。

 私は、自分が傷付く事を恐れすぎて、友達をたくさん失いました。
だけど、「優しさ」や「思いやり」は自分から率先して傷付いて行くことでもあるんですよね。

 人を察したり思いやったりは、自分を抑えなければいけない、自分の思いを曲げなければいけないことも沢山あります。

 さわこさんのお話を受けて、私ももう少しだけ優しく(強く)なりたいと思いました。

 あ、そうだ!
今朝、さわこさんの夢を見ました。会ったこともないのに。
一緒にお昼ご飯食べてました^^
Posted by ミ at 2011年08月22日 18:11
ありがとう。
このご縁をありがとう。
Posted by yukiko at 2011年08月22日 19:43
考えさせられます。

私も心の片隅に合っても不精ものだったり
いろんなことで知らぬ間に傷つけたり迷惑かけたり。

繋がりたい人、繋がりたくない人…追いかけっこみたい。
お互いがイコールじゃなくて。人にされて、自分もやってて、という。

でもなんかこの記事書いてくれたsawakoさんを抱きしめたい気分です。
なんだろう?書いてくれてありがとう、なのかな
人間って、困ったね、頑張ろう、なのかな。
とにかく見知らぬ間柄ですが気持ち的にはハグです…。
Posted by shiori at 2011年08月23日 13:38
私も、ご縁を大切にしていきたいです。もうずいぶん前の事ですが、懐かしい友達に手紙を出して、厳しい返事がきた事がありました。その時は、ずいぶん傷ついたし落ち込みました。でも、その友達が大変な時に私は気付かないで、自分勝手に懐かしくなったからって手紙を出したりして反省しまし
た。いつもその事が頭にあって、
人の気持ちを考えてもっと優しくなりたい 繋がりを大切にしたいってすごく思ってます。
Posted by nao at 2011年08月24日 03:41
読んでいて成る程と思いました

人間関係って難しいでも気づいて良かったですね
Posted by 夢二 at 2011年08月24日 04:25
こんにちは。^^
どんな人でも完璧じゃないから心のトゲがあって
傷ついたり傷つけてしまったり。。。なんでしょうね。
自分にとって居心地の良い人ばかりというのも味気ない世界なのかもしれないし例え自分にとって苦手に感じる人であっても無駄な出会いはないのかもしれないなぁとふと思いました。
sawakoさんが書いてらっしゃる、

私が自分の中のとげを少しずつ溶かしていくことで、
もしかしたら相手の心の中のとげも、小さくなるかもしれない。>

本当に大事な事であると思いました。
Posted by 道子 at 2011年08月24日 13:15
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