ふわふわコットンテイル

 
先日、友達の結婚式に出席しました。
そのために、プチネイルサロン開業してたりしたんだけど…。

彼女は本当に小さい頃からの友達。
小学生の頃は、なぜだかわからないけどお揃いの服を着たくて、
お互い姉妹がいるのでそれぞれが持っている姉妹お揃いの服を交換し、
翌日何を着ていくか決めて、「ふたごー」って言って喜んでいました。
子供の頃って、そんなことでさえも楽しめるんですよね。
小さなことで笑ったり泣いたり、いろんな気持ちを分け合ってきたそんな友達です。

そんな彼女の結婚。
いつも家族や友達のために一生懸命で、
明るくていたずら好きで、でもとっても優しい彼女の結婚の報告に、
私は電話口で号泣！
「おめでとう…、ううう、よ、よかったねぇ…ううう」
泣きつづける私に彼女も泣けてきたみたいで、怒られてしまった…。


衣裳選びから何から、いろいろ話を聞いたりしていたら
あっという間に結婚式当日。
前日まで雨ばっかりだったのですが、
朝起きて外を見たら…、雲の切れ間から光がさしてる。
今回、生まれて初めてのブライズメイド(花嫁付添い人）を頼まれたので、
リハーサルのために早い時間に会場に向かう間にも、
まだ濡れてる地面にひかりがきらきらしてとってもきれい。
もうそれだけでうるうるしてきました。

思わず、ひとりで耐え切れずnico.とmannaにメール。
「たすけて。もうメイク落ちたよ。昨日まで雨だったのが信じられないくらい、
きらきらしたひかりが雲間からさしててきれいだよ。
YYの結婚式に…。もう泣けてきてしょうがないです」

…私は、花嫁のYYの幸せを象徴するようなお天気に感動した気持ちを、
同じように幼なじみとして一緒に育ってきたmanna、nico.とシェアしたかったのです。

ところが。
まずmannaから。
「だいじょうぶ。sawakoの腕ならメイクさっと直せるよ。
ちなみにおいら、今からカスタム～」
という、メイク崩れのみを心配した、さらっとしたメールが。

えー？！、と思っていると、今度はnico.から。
「だいじょうぶ？メイク道具持ってる？直す時間ある？」
…こ、こちらも本気でメイク崩れを心配中。

私の文章が悪かったのかしら…。


もぉー！でも、思わずわらってしまって、それで涙は引っ込んでくれました。
さすがのふたりだわ･･･（？）。


早めに着いてしまったので、会場の駐車場でもういちど二人にメール。
「もぉー！！二人ともまだ窓開けてないでしょ！外見てごらん、いいお天気なんだよ！
私が言いたいのは落ちてしまったメイクのことじゃなくて、
YYの結婚式を祝福するようなこのすばらしいお天気のことなんだよーっ。」
そして、その雲の切れ間からさす陽射しの写真を添付。

　　　　　　


すると、今度は効果てきめん！
mannaからは、すでに泣いていると思われるメールが来ました。
「もー、こんなの送らないで。泣けてくる…！」（←もう絶対泣いてた）
まあ、nico.にはスルーされたけど…。
（たぶん、間違えて会場をかなり遠い所と思い込んでたらしいので
急いで出かけなくてはと準備に忙しかったと思われます。nico.そうでしょ？）


とりあえず、私も涙のあとを拭いて、会場に乗り込みます！！


ところが、YYのお母さん、お姉ちゃんを見ただけでまた泣けてきたりして…。
花嫁は挙式会場に入場するまでドレス姿を誰にも見せないとのことで、
式前には会えず。
お姉ちゃんたちと、もうひとりのお友達Cさんとブライズメイドのリハーサルをしました。
リハーサルなのにもう泣きそうなCさんと私をよそに、
お姉ちゃんたちはかなりリラックス！
お母さんの着物での歩き方がおかしいとからかったりして。
おかげでなんだか落ち着くことができたのかもしれません。


挙式でのYYは本当にきれいで、みんな大泣きだったけど…、
当の本人は終始リラックスして笑顔でした。
新郎さんはがっちがちに緊張してたのに！
でも本当にきれいだったなー。
泣き通しになるんじゃないかと心配してたけど、
おかげで失敗することもなく、初めてのブライズメイド役を務めることができました。
ほんとに本当に、きれいだったよ、YY！


ブライズメイドはみんなおそろいのミニブーケを持って入場しました。
淡い色のかわいいブーケは、春色。
この日のお天気にぴったりでした。
YYにはたくさんの友達がいますが、私は衣裳合わせに付き合ったりしたので
こんな光栄な役をもらえたんだろうと思います。
親友の幸せを間近でみる、というとっても貴重な体験でした。
ありがとうね、YY。

　
  　　　　　 

ミニブーケは、今私の部屋で春を感じさせてくれてます…。


ちなみに、私の感動メールをスルーしたnico.とmannaですが。
挙式の間中、泣きっぱなし！
笑顔の花嫁に対し、目と鼻を真っ赤にして感動してました。
もしかして、Hayas*も披露宴で泣いた？
途中、ちょっと鼻が赤かったような…。ふふふ。
なんやかんや言って、そろって涙もろい私たちです。